桜川小学校

　3年生が筑波山登山を行いました。天候にも恵まれ、秋のさわやかな空気の中、元気いっぱいの子どもたちが山頂を目指しました。登山道では、さまざまな植物等に興味津々。途中、急な坂や岩場もありましたが、友達同士で励まし合いながら一歩一歩進んでいく姿が印象的でした。山頂からの眺めは絶景で、達成感とともにみんなの笑顔が輝いていました。この体験を通じて、自然への理解や協力の大切さを学ぶ貴重な機会となりました。これからもこの経験を生かして、さまざまなことに挑戦してほしいと思います。

　下校前、1年生の教室では先生がタブレットを使った楽しい取り組みが行われていました。1列に並んだ子どもたちは、先生の端末からランダムに出題される足し算の暗算問題に挑戦します。「3+8は？」といった問いかけに、一人一人みんな真剣な表情で考え、答えていました。たとえ短い時間でも、こうした隙間時間を活用して算数力を鍛える取り組みは素晴らしいです。子どもたちも楽しみながら集中して学んでいる姿が印象的でした。先生の工夫で、毎日の学びがさらに充実しています。

　6年生の理科の授業で、気球の実験を行いました。大きなビニール袋を使って、その中の空気をガスコンロで温めることで、気球の原理を体験しました。子どもたちは「本当に飛ぶのかな？」とドキドキしながら、袋がふくらみ始める様子に目を輝かせていました。やがて、温められた空気が袋の中にたまり、ふわりと浮かび上がると、みんなから歓声が上がりました。空気が温まると軽くなることを実感できる、楽しく学びの深まる授業となりました。子どもたちにとって、科学の不思議を身近に感じる貴重な体験になったことでしょう。